阪神・大山 難敵の中日・小笠原撃ちで4試合ぶり適時打「自分のスイングをすることを心がけた」

2024年08月17日 05:15

野球

阪神・大山 難敵の中日・小笠原撃ちで4試合ぶり適時打「自分のスイングをすることを心がけた」
<中・神>初回、大山は先制適時打を放つ(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神1―2中日 ( 2024年8月16日    バンテリンD )】 ともにクリーンアップを形成する阪神・森下、佐藤輝が無安打に終わった中、5番・大山がスコアボードに唯一の得点を刻んだ。11日の広島戦以来、自身4試合ぶりとなる適時打を放った。
 「打者有利のカウントだったので、自分のスイングをすることを心がけた」

 初回、2死一、二塁で迎えた第1打席。カウント2―1から小笠原の真ん中直球に振り負けることなく、中前へはじき返した。試合前の時点で対戦打率・111(9打数1安打)と苦戦していた難敵を攻略。先頭・近本の打球を左肘付近に受けるアクシデントに見舞われていたとはいえ、左腕から幸先のいいスタートを切った。

 しかし…以降は中軸が機能しなかった。終わってみれば、これが唯一の外野に飛んだ安打。佐藤輝は初回こそ四球を選び、続く大山の先制打につなげたが、中日の小刻みな継投の前にことごとくタイミングを外された。第2、3打席は右腕・祖父江、左腕・橋本のスライダーに三振。森下は、1点ビハインドの6回無死一塁の第3打席目、1ボールから外角直球を引っ掛けて遊ゴロ併殺に倒れた。チームが先頭打者を出したのは2度だけ。初回以来の得点機を逸し、背番号1は「また頑張ります」と声を絞り出した。

 1点ビハインドの9回はクリーンアップの3人が守護神マルティネスに屈した。「しっかり反省して明日(17日)に臨みます」と大山。シーズンは残り34試合。やられたら即、やり返すしかない。(石崎 祥平)

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