西武・甲斐野 古巣本拠地で移籍後初登板 完封リレー貢献で“恩返し”

2024年09月07日 05:30

野球

西武・甲斐野 古巣本拠地で移籍後初登板 完封リレー貢献で“恩返し”
<ソ・西>笑顔でナインを迎える甲斐野(中央)(左は決勝弾の佐藤龍)(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武1―0ソフトバンク ( 2024年9月6日    みずほペイペイD )】 心は熱く、頭は冷静だった。西武・甲斐野が昨季まで所属した古巣の本拠・みずほペイペイドームで移籍後初登板。8回の1イニングを無失点に封じて完封リレーに貢献し「若鷹軍団が流れているなと。それぐらい余裕があったので、緊張していないと思えた」と笑った。
 ソフトバンクにFA移籍した山川の人的補償で加入した右腕は1死から山川に左前打を浴びるなど一、二塁とされたが、正木、柳町を連続三振。自己最速タイとなる160キロを2度も記録し「(山川に)結果は打たれたけど、出せる力を出した。次はやり返します」とリベンジを誓った。

 8月下旬に右肘痛から復帰後はこれで4試合連続無失点。「いろいろな状況が交ざって僕だけじゃないパワーが出た。最後は三振で切り抜けられて良かった」と感慨を込めた。(福井 亮太)

 ▼西武・佐藤龍(4回1死で右中間に決勝の5号ソロ)本塁打になって良かった。これからも目の前の試合を全力で戦っていきたい。

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