広島・新井監督“勝負手”不発 末包先発外し堂林4番起用も19度目零敗「もう終わったこと」

2024年09月07日 05:45

野球

広島・新井監督“勝負手”不発 末包先発外し堂林4番起用も19度目零敗「もう終わったこと」
<広・中>5回、交代を伝えた新井監督(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島0―3中日 ( 2024年9月6日    マツダ )】 8月17日から4番に座り続けた末包を先発から外す、中日・松葉攻略に向けた広島・新井監督の勝負手は不発に終わった。松葉に対しては直近3試合で各1得点に終わり試合前までチーム打率も・211(76打数16安打)。左腕に対し今季5打数3安打で前回8月29日の対戦で唯一の適時打を放った堂林を5月4日以来の4番に起用したが奏功せず。8月13日以来、今季19度目の零敗を喫した。
 「スエ(末包)もね、ここ数試合、内容的にも良くなかった。前回の松葉の時も(2打数無安打で)あまり内容が良くなかったんで、後からいくぞという形にした」

 3点を先制された直後の初回。先頭の秋山が中前打し、続く上本の初球にスタート。上本は左前打したが、三塁を狙った秋山がタッチアウト。小園が右前打、堂林が四球で満塁としたが坂倉は捕邪飛、菊池も二ゴロで無得点。初回の攻防が明暗を分ける結果となり、初球を凡飛した坂倉は「僕が打っていたら(展開も)変わっていた」と責任を背負った。

 大瀬良を中5日で起用した一戦で痛い星を落とした。それでも、新井監督は「もう終わったこと。反省するところは反省して。また明日の試合」と、変えられる未来だけを見据えた。

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