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早稲田大学【対法大1回戦】試合後コメント<前編:高橋監督他>

2017年04月12日 05:30

野球

 【対法大1回戦   早大7―3法大 ( 2017年4月8日    神宮 )】
 ◎高橋広監督(昭52教卒=愛媛・西条)

 ――開幕戦を勝利で飾りました。振り返っていかがですか
 いい内容の試合で、いいスタートが切れたと思います。

 ――何と言っても先制パンチとなった加藤雅樹選手(社2=東京・早実)の本塁打でしょうか
 大きいですね。先制ですから。あれで向こうのピッチャーがちょっと出鼻を挫かれたかな。それまでストレート中心で自信持って投げてたんですけど、あれで「ん?」という感じになってきましたね。

 ――7回の長谷川寛選手(社4=宮城・仙台育英)の適時打も、ゲームの流れにおいて非常に大きかったのではないですか
 大きかったですね。あそこでよく思い切っていきました。向こうが継投してくるところをピシッと捉えられました。

 ――これまで固定できすに悩んできた中堅のポジションに長谷川選手を起用しました
 ずっと戸谷と小太刀でいってたんだけど、最近長谷川が振れてたし、もともと長谷川はセンターの経験もあるんで、オープン戦ではほとんどセンターでスタメンに使ったことはなかったんですけど、バッティングが非常に好調ということで思い切って使ってみました。

 ――先発の小島和哉投手(スポ3=埼玉・浦和学院)は8回途中での降板になりました
 球数も多かったし、本当は8回表から代えて早川(隆久、スポ1=千葉・木更津総合)を8、9回といかせる予定だったんですよ。でも本人がいきたい、完投したいというから(笑)。点差が開いていなかったら最初から代えていたかも分からないですけどね。

 ――初登板となった早川投手の投球はいかがでしたか
 いや、もう初登板で上等ですよね。高校時代の経験があって場数を踏んでるんでね。小島のデビューした時によく似てますよね。

 ――4回に打ち取った打球をアウトにできず失点した場面を振り返っていかがですか
 ちょっとあれはイレギュラーですからね。タイムリーエラーではないです。仕方ないとは言えませんが、ベンチから見ても変な当たりでした。

 ――2回戦への意気込みをお願いします
 きょういい感じで勝てたんでね。この勢いで明日も勝ちたいと思います。

 ◎佐藤晋甫主将(教4=広島・瀬戸内)

 ――東京六大学リーグ戦初本塁打となりました。打った時の感覚はいかがでしたか
 変化球だったので、あれで入るとは思わなかったですが、しっかり(球を)見て待ていたのでそれは良かったかなと思います。

 ――狙っていた球種は
 真っすぐを狙っていて変化球で抜かれて、あっと思ったのですが、しっかり残せたのでそれは良かったかなと思います。

 ――それまでは無安打で、振り遅れている印象もありました。その打席に入る前に何か調整をされましたか
 ピッチャーは変わっていたのですが、タイミングは少し早めに取れるかなというのを考えていました。それまではちょっとピリッとしない打席が多かったので、そこを変えていこうかなと思いました。

 ――4回に記録には残りませんでしたが、タイムリーエラーがありました
 記録上はヒットなのですが、実質エラーだったのでした。ちょっと慌てて、前に出たのは良かったのですが・・・。自分がミスしてたら締まらないので、そういう面では基本的なことから見直して行こうと思います。

 ――試合を全体的に振り返っていかがですか
 打撃としては前半終盤全部の回でチャンスをつくれて、勝負どころでみんなしっかり振れていて点を重ねるという理想的な攻撃だったと思うので、そこはあすからも続けていきたいと思います。

 ――開幕戦を前にきょうはどのような気持ちで臨まれましたか
 初戦はすごく大事だと思い、また法大はすごく力があると思っていました。絶対1勝、まず1勝というのを全員で、チーム内でミーティングなどをして挑みました。

 ――きょう勝てたことはやはり大きいですか
 大きいと思います。

 ――あすも落とせない一戦になると思いますが、どのように戦っていきたいですか
 常にきょうみたいに打てる試合とは限らないので、やはりできること、やらなければいけないことを一つ一つ重ねて最後に1点勝っていたらいいかなと。そういう試合をやっていきたいです。

 ◎長谷川寛(社4=宮城・仙台育英)

 ――開幕スタメンに抜てきされた時のお気持ちは
 オープン戦でセンターを守ったことがなかったので、不安な気持ちは正直ありました。

 ――その点も含めて、きょうの試合を振り返っていかがでしたか
 守備はもう慣れていないので仕方ないと割り切って、バッティングでチームに貢献できればと思っていました。

 ――4回の犠飛の場面では三塁走者でしたが、浅めの外野フライで迷わず本塁を狙っていきました
 1点欲しかったので、「アウトになってもいいや」というか、無心で走った結果がセーフだったので良かったですね。

 ――7回の適時打も初球から振っていきましたが狙っていたのですか
 監督さんに「怖がらずにしっかり踏み込んで振っていけ」と言われたので、初球から狙っていきました。

 ――打った球種は
 真っすぐです。

 ――長谷川選手の適時打で3点目が入り、試合の流れが変わりました
 小島(和哉、スポ3=埼玉・浦和学院)がいいピッチングをしていたので、こっちで助けなきゃなと思っていました。

 ――あす以降の試合の意気込みをお願いします
 きょうみたいにたくさん打てる日はなかなかないので・・・。チームの勝利に貢献できるように頑張ります!

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