小川 橋本Jrを“愛のKO” 左キックで失神させた
2016年01月01日 05:30
格闘技
小川直也(47)が橋本大地(23)を失神に追い込んで圧勝した。かつての宿敵で盟友でもあった大地の父・真也さんの没10周年特別試合で愛の鉄拳制裁。3分14秒に左キックで仕留め、伸び悩むジュニアに奮起を促した。「IGF WORLD GP 2015」決勝はオリィ・トンプソン(35=英国)がフェルナンド・ロドリゲスJr(28=ブラジル)を破って優勝した。
暴走王・小川が、かつて破壊王と呼ばれた橋本真也さんの長男・大地に愛のむちをふるった。細かい局面で張り手やキックを見舞われても気合の一発を打ち返して形勢はすぐに逆転。最後は後方から左側頭部への左キックで失神させた。
終了のゴング後は倒れて動かない大地に「これが親父(真也さん)からのメッセージだ!心に刻んでおけ!」と言い放った。小川にとって真也さんは柔道からプロレスに転向してからのライバル。97年5月の2度目の対戦ではこの日と同様に後方から左側頭部への左キックで失神させられた。「彼の蹴りでプロの厳しさを教わった」と振り返り、「きょうはああいう形で終わらせたかった。(大地に)唯一教えられるのは俺。受け取ってほしい」と思いを明かした。再戦に話が及ぶと「ヤツにやられるなら本望。早く上がってきてほしい」と前向きだった。
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