田中 “兄弟同時世界一”の夢必ず 兄はリオ五輪金メダル候補

2016年01月01日 07:48

格闘技

田中 “兄弟同時世界一”の夢必ず 兄はリオ五輪金メダル候補
初防衛を果たし、祖父の遺影を掲げる田中 Photo By スポニチ
プロボクシングWBO世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦 王者・田中恒成 KO6回2分15秒 ビック・サルダール
(12月31日 愛知県体育館)
 田中の16年の目標は2階級制覇だけではない。12月上旬。2歳年上の兄・亮明(22=駒大4年)がリオデジャネイロ五輪のテスト大会として行われたリオ国際トーナメント(プレ五輪)男子フライ級で金メダルを獲得。プレ五輪と位置づけられる大会での日本選手の優勝は40年ぶりの快挙だった。

 兄は「兄弟で世界一になりたい。自分は五輪で金メダルを獲得する」と意気込んでおり、もちろん小さな頃からともにボクシングに励んできた弟も同じ気持ちだ。兄は3月のアジア・オセアニア予選でリオ五輪の出場権獲得に挑む。プロとアマという主戦場は違うが「兄弟同時世界一」の夢を実現するためにも恒成の負けられない戦いは続く。

おすすめテーマ

2016年01月01日のニュース

特集

格闘技のランキング

【楽天】オススメアイテム