前王者レベコ「言い訳できない」 潔く完敗認めた
2016年01月01日 05:30
格闘技
苦もん、もん絶、絶望。11回、ボディー2発を受けたレベコはリングにうずくまった。1度は起き上がったが顔をゆがめて天を仰ぐ。腹部へのダメージは限界。レフェリーに止められた。
「3回からみぞおちに何回か食らっていた」。8回までジャッジは競っていたが、その8回に「みぞおちに食らって回復できなかった」と、以降は動きが鈍った。試合後は従順。判定に不満を漏らした前回の姿はなかった。「言い訳はできない。井岡は素晴らしいチャンピオンだ。前回より強くなっていたし、アグレッシブだった」。38戦目で喫した初のKO負け。完敗を認めた。
▼井岡一法会長 井岡ジム秘伝のボディーが効いた。必死に体を張って教えたことを、こういう形でつなげてくれた。死に物狂いの練習をした成果が出た。
▼元WBC世界ミニマム級、元WBA世界ジュニアフライ級王者井岡弘樹氏 一翔があえて行ったから、KOに結びついた。一翔の勇気に感動した。今まで生きてきた中で最高の大みそか。最高のお正月を迎えられる。まだまだ強くなる。(一翔の叔父)
▼元WBA世界スーパーフライ級王者鬼塚勝也氏 前回から1年もたってないのにこれだけ差をつけた。全ての面でレベコを上回り、面食らわせた。
▼元WBC世界フライ級王者内藤大助 一翔は毎回レベルが上がっている。パーフェクト。相手も手の内を知っているけど、それ以上を読んでいる。
おすすめテーマ
2016年01月01日のニュース
特集
格闘技のランキング
-
サップ 曙を返り討ちもレフェリーに不満「あれはTKOだ」
-
RENA完勝「思い通り」 シュート女王が総合で完勝
-
村田夏南子 RIZIN参戦表明 女子レスリング東京五輪期待の星
-
RIZIN実行委員長 欠場バンナに法的措置も IGF会場に現れ不快感
-
田中 逆転一発KOで初防衛 5回に人生初ダウンも左ボディー決めた
-
田中の挑戦者 もん絶「見えなかった 凄くいいパンチ」
-
パッキャオ 4月に世界戦 WBOウエルター級王者ブラッドリーと
-
高山 3度目防衛失敗 29日から世界戦7連発ただ1人敗戦…
-
井岡 返り討ちTKOでV2 前回“不満”判定勝ちの相手にボディー3連打
-
他団体のフライ級 ロマゴンら強敵ズラリ
-
内山 圧巻「ちょっと当てたつもり」 日本人単独トップ世界戦10KO
-
八重樫 統一戦は時期尚早「僕と田口君がやるよりもっと面白いカードある」
-
内山の挑戦者 強弁「ハードパンチ感じないまま」
-
田口の挑戦者 左目見えなくなった「接近戦の時の頭突きで」
-
田口 危な勝った~ 「ハラハラ」V2序盤相手にのまれた
-
宮崎 再起4連勝「八重樫さんとやりたい」
-
山本 圧倒TKOで初防衛「新しい年もどんどん進化したい」
-
石田 4回TKO勝ちでV4「16年は世界チャンピオンという年に」
-
前王者レベコ「言い訳できない」 潔く完敗認めた