過去1勝1敗の決着戦はエストラーダ、ロマゴンともに前日計量パス 井岡らはロマゴン有利と予想

2022年12月03日 08:42

格闘技

 プロボクシングWBC世界スーパーフライ級王座決定戦12回戦(3日)の前日計量が2日、米アリゾナ州グレンデールで行われ、2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラーダ(32=メキシコ)はリミットの52・1キロ、4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(35=ニカラグア、帝拳)は100グラム軽い52・0キロでパスした。エストラーダはWBC同級フランチャイズ王者に認定されているが、試合は前王者ジェシー・ロドリゲス(22=米国)が返上したWBCベルトを懸けて行われる。エストラーダは46戦43勝(28KO)3敗、ゴンサレスは54戦51勝(41KO)3敗。
 軽量級スーパースターの両者は過去に2度対戦しており、ライトフライ級時代の12年11月は当時WBA王者だったゴンサレスが3―0判定で勝利。スーパーフライ級王座統一戦となった昨年3月にはWBC王者のエストラーダがWBAスーパー王者ゴンサレスに2―1で判定勝ちした。3度目の対決は昨年10月がゴンサレスの新型コロナウイルス感染、今年3月がエストラーダの感染により2度延期されていた。

 エストラーダが約1年半ぶりにリング復帰戦した9月のノンタイトル戦で苦戦したこともあり、戦前の予想はゴンサレス有利に傾いている。英ブックメーカー・ウィリアムヒル社のオッズはゴンサレス勝利が1・5倍、エストラーダ勝利が2・5倍で、勝者との統一戦を希望しているWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(33=志成)も米専門誌リングマガジンの特集でゴンサレス勝利と予想している。1日の最終会見でゴンサレスは「人生最高の仕上がり」と自信を口にし、エストラーダは「3試合の中で最高のファイトになるだろう」と話した。

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