カシメロ後頭部パンチでの無効試合に石井会長「非常に残念」初興行開催の伊藤雅雪氏「ショック。まさか」
2022年12月03日 21:39
格闘技
▼石井会長
――試合結果について。
「試合がノーコンテストになったのは非常に残念。2ラウンド目でカシメロ選手の後頭部へのパンチがあったにせよ、赤穂が招いた部分もあったので。正直、ノーコンテストというのは…」
――ローカル・ルールが適用されたとのこと。
「KBMルールによってのノーコンテストですね。今回の興行はJBC(日本ボクシングコミッション)も入っていただいて、KBMとJBCの両方で統括してもらいました。どちらも一番最後の(後頭部パンチ)シーンではなく、試合をさかのぼって見返し、何回も後頭部へのパンチが入っていた、との判断だそうです。ただ、見ている人には分からない部分もあると思う。赤穂は立ち上がれなかったわけで。ノーコンテストというのはスポーツとしては、そうなのだろうとは思うけれど…という気持ちです」
▼伊藤雅雪氏
――メインの試合結果について。
「ショックで、残念です。自分にとって初めての興行で、無事に計量もクリアし、契約としてもろもろクリアし、あとは試合が終わればと思っていたが、まさかの展開になりました」
――ローカルルールが適用されたことについて。
「こういう展開は予想できていなかったですが、たとえ先に議論していても防げないことだと思います。赤穂さん寄りの判断という意見は心外です。想定外すぎたと思います。誰が見てもカシメロ選手が優位の展開だったので、ノーコンテストというのは本当に残念に思います」
――興行としては。
「ほぼ観客席も満員で立ち見も出てくれました。カジノから求められているところは評価されて、次につながる興行となりました。試合運営については、いろいろとケアできることを考えていきたい」