リング誌最新PFPで井上尚弥は2位のまま 1位ウシク、3位クロフォードも変わらず

2022年12月28日 10:08

格闘技

リング誌最新PFPで井上尚弥は2位のまま 1位ウシク、3位クロフォードも変わらず
井上尚弥 Photo By スポニチ
 米国で最も権威があるボクシング専門誌リングマガジンは27日、最新(12月24日付)のパウンド・フォー・パウンド・ランキング(PFP、全階級を通じての最強ランキング)を発表し、今月13日にバンタム級史上初の4団体王座統一を果たした井上尚弥(29=大橋)は2位で2022年を終えた。1位は3団体統一世界ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(35=ウクライナ)で変わらなかった。同10日に6回KO勝ちでWBO世界ウエルター級王座6度目の防衛を果たし、ウシク、井上との1位争いが注目されていたテレンス・クロフォード(35=米国)も3位のままだった。
 井上は6月7日に前WBC世界バンタム級王者ノニト・ドネア(40=フィリピン)に2回TKO勝ちして3団体王座を統一。同10日に日本人で初めてリング誌のPFP1位に選出される快挙を達成した。8月20日にウシクが前3団体統一世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(33=英国)との再戦に2―1で判定勝ちし、井上を抜いてPFP1位に返り咲いたが、井上も今月13日に前WBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(34=英国)に11回KO勝ちしてアジア人初の4団体統一王者となっていた。

 リング誌のPFPトップ10は以下のとおり。

 (1)オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)20戦全勝(13KO)、ヘビー級

 (2)井上尚弥(大橋)24戦全勝(21KO)、バンタム級

 (3)テレンス・クロフォード(米国)39戦全勝(30KO)、ウエルター級

 (4)エロール・スペンスJr(米国)28戦全勝(22KO)、ウエルター級

 (5)サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)62戦58勝(39KO)2敗2分け、スーパーミドル級

 (6)ドミトリー・ビボル(ロシア)21戦全勝(11KO)、ライトヘビー級

 (7)ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)19戦17勝(11KO)2敗、ライト級

 (8)ジョシュ・テイラー(英国)19戦全勝(13KO)、スーパーライト級

 (9)ジャーメル・チャーロ(米国)37戦35勝(19KO)1敗1分け、スーパーウエルター級

 (10)フアンフランシスコ・エストラーダ(メキシコ)47戦44勝(28KO)3敗、スーパーフライ級

おすすめテーマ

2022年12月28日のニュース

特集

格闘技のランキング

【楽天】オススメアイテム