大みそかに井岡と統一戦の“教授”フランコが公開練習「エキサイティングで派手な試合を」

2022年12月28日 15:16

格闘技

大みそかに井岡と統一戦の“教授”フランコが公開練習「エキサイティングで派手な試合を」
愛称「プロフェッサー」の由来となった眼鏡姿で現れたフランコ Photo By スポニチ
 【プロボクシング WBO&WBA世界スーパーフライ級王座統一戦12回戦 ( 2022年12月28日    東京・大田区総合体育館 )】 WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(33=志成)との2団体王座統一戦に臨むWBA同級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)が28日、都内のジムで公開練習を行った。撮影用のシャドーボクシングを披露しただけだったが、「良い感じで来ている。(日本でも)素晴らしい環境で良い調整ができている。エキサイティングで派手な試合にしたい。新年を統一王者として迎えたい」と抱負を述べ、初めて訪れた日本の寒さも「あまり感じない。(拠点の)ロサンゼルスと同じぐらい」と気にしていない様子だった。
 愛称は「プロフェッサー(教授)」。視力が悪く普段から眼鏡をかけており、その姿でジムを訪れた際にロベルト・ガルシア・トレーナーから「ボクサーらしくなく、教師みたいだね」と言われたのがきっかけという。世界戦を計22試合戦い、今年7月にも5度目の防衛に成功した井岡に比べ、世界戦はまだ3試合でリングに上がるのも1年4カ月ぶり。それでも「井岡は経験豊富な良い選手だが、私の方がベターだ。言いづらいが、弱点も分かっている。準備はできているし、試合を支配して勝つだけ。自信?100%だ」と勝利を確信した口ぶり。ガルシア・トレーナーも「9月からトレーニングキャンプを行ってきたが、スパーリングも素晴らしく、パートナーを何度も倒した。過去最高の状態と思う」と太鼓判を押した。

 WBOは井岡―フランコの勝者に対し、前WBO世界フライ級王者で現スーパーフライ級1位の中谷潤人(24=M・T)との指名試合を義務づけている。一方でWBC同級王者フアンフランシスコ・エストラーダ(32=メキシコ)も勝者との3団体統一戦を希望しており、ガルシア・トレーナーは「個人的にはエストラーダとやりたい」と明かした。

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