天心4・8デビュー戦へ自分との闘い「相手を研究した時点で僕は負け。俺を高める」 一問一答(2)
2023年04月06日 15:53
格闘技
「分かんないす。彼に対して戦ってきたわけじゃないんで。意識してきたのはそんなにないんで。だから別に。彼と戦ってないんで何も思ってないです。何言われようと」
――自分を高める。
「ことをやってきました。何が来てもいいように用意してきたんで。問題ないすね」
――彼と戦うのは当日のリングだけ。
「まあ、そうですね。リング、ていうスタイルすね」
――イメージして練習は。
「多少はありますよ。というか、自分が何をしようというパターンを何十個か用意してきたんで。それをやるだけだし」
――そのスタイルはキックの試合前準備と変わらない?
「特に変わんないですね。昔から父親とずっとやってきたのは、相手がどうこうだからこういう練習をするとかじゃないと。だからボクシング行ってもそのスタイルは変わらないすね。もちろん、TEPPEN GYMも週1回行ってやってますし。そこでもそういう話をしてますし。スタイルは変わらないですね」
――相手を決めつけないから柔軟に対応できる。
「ありますよね。向かい合ってみないと分かんないことのが多いんで。いい例としてみれば、山中(慎介)さんとか、どんだけストレートを研究されてもずっと当ててたわけじゃないですけ。どんな研究しても無理なんですよ。そういうことっすよね」
――入場からトータルで見せたいと。お決まりの入場曲?
「どうなんでしょうね。当日楽しみにしていてください」
――山中さんのストレートは…というのはいつから意識した?
「いや、例えばの話ですよ。研究したって無理なものは無理ですから。それをやれる度胸があるかないか、それだけすから。でも、相手ペースじゃないですか。研究して、相手が来たらこうするって。その時点で僕は負けですよ。しないっす。関係ないす。俺を高める。それだけっす」
――格闘技を通じてのスタイル。
「格闘技もそうすけど、人生においてそうですね。相手がどうこうだからじゃない。自分が思ってことだったりとかをやっていくことが大事だと思うんで。だからと言って普段の生活が調子乗るとかじゃないですよ?けどやっぱ、そういうふうに、自分で見せられる存在にならないとな、と思ってます」