8日ボクシングデビューの天心が会見で意気込み ダブル世界戦興行も「僕の大会にしたい」

2023年04月06日 14:15

格闘技

 【プロボクシング「Prime Video Presents Live Boxing」 ( 2023年4月8日    東京・有明アリーナ )】 ダブル世界戦を含む興行の最終記者会見が6日、都内のホテルで行われ、キックボクシングから転向してプロボクシングデビューする那須川天心(24=帝拳)らが抱負を語った。那須川は興行の“セミセミ”で日本バンタム級2位・与那覇勇気(32=真正)とスーパーバンタム級6回戦で対戦。「コンディションは心・技・体、全て整えてきたという自負はある。練習面もプロモーションとかも、全てにおいてうまくいっている。あとは試合でしっかり見せて、勝って世間にしっかりアピールできれば」と抱負を述べた。
 会見の冒頭では米興行大手トップランク社のトッド・デュボフ社長が「ついに那須川天心選手がリングに上がる」と大物のデビューらしく紹介を受けた。デビュー戦での緊張感を問われた那須川は「緊張感はありますよね。初めてのところに飛び込むわけですから。緊張感もありつつ、でもそれは緊張とは思っていない。ワクワク感だったり、全ての人にサプライズを見せられるのではと思っている」と返答。試合のテーマについては「もちろん大きな舞台でデビューさせてもらう以上、求められていることもやることも分かっている。ボクの強さだったり、戦いだけではないところ、入場から全て全部通して、僕の大会にしたいと思っている。全てを見てもらいたい」と話し、ボクシング正式転向からの半年間が「非常に有意義な時間だった。足りないものがたくさんあったところを補えたし、毎日が刺激的で楽しかった。既存のファンやチームは自分が勝つと信じている。そのためにも“那須川についてきて間違いない”と思わせたい」と語った。

 一方の与那覇は「楽しみな気持ちがこの場でさらに強くなった。試合が決まっただけで反響があったが、那須川選手のおかげ。それを全てちょうだいしたい」と主役を奪う意気込みを口にした。那須川が1日に東京・鯉楽園ホールで行った一般公開スパーリングは映像で見たそうで「しんどい時期にあれだけのパフォーマンスをしているのは凄いと思うが(相手が)見せようと思うほどありがたい。自分は倒しやすい」とニヤリとした。

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