天心4・8デビュー戦へワールド全開「主演、製作、監督・僕。戦うのも俺。劇場を見せます」一問一答(3)

2023年04月06日 15:56

格闘技

天心4・8デビュー戦へワールド全開「主演、製作、監督・僕。戦うのも俺。劇場を見せます」一問一答(3)
<PRIME VIDEO PRESENTS LIVE BOXING4 記者会見>真剣なまなざしを見せる那須川(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【プロボクシング「Prime Video Presents Live Boxing」 ( 2023年4月8日    東京・有明アリーナ )】 ダブル世界戦を含む興行の最終記者会見が6日、都内のホテルで行われ、キックボクシングから転向してプロボクシングデビューする那須川天心(24=帝拳)らが抱負を語った。スーパーバンタム級6回戦で日本バンタム級2位・与那覇勇気(32=真正)と対戦する那須川は会見後、囲み取材に応じた。主な一問一答は以下のとおり。
 ――これだけスパーを積んで試合に向かうのは初めて。

 「初めてっすね。だからマジで楽しかったですよ。米国にも行ったし、帝拳でスパーリング、最初は全然かみ合ったりとかもしてなかったし、6ラウンドもできなかったし。4ラウンドも最初は疲れてましたから。今は6ラウンドなんて全然普通にできますから。そういったような日々の成長が目に見えるように分かるから、だから楽しかったですよね。やっぱキックの時って、ある程度決まっていたんで。それが全部新しいから全て一日一日、何か楽しいことが。学校みたいな感じでしたよね、毎日。僕は学校凄い楽しかったんで。学校でずっと遊んでいるみたいな、そんな感じです。だから、ずっと青春してるなっていう感覚ですね」

 ――トレーニングを通じて、ボクシングは何かみたいなのをつかんだ?

 「あー、どうなんでしょうね。どう戦っても賛否はあるし、これはボクシングのスタイルとか言われるかもしれないすけど、そういうの関係ないですから。そういうの気にして生きてないし、キック時代からそういうのなかったですから。キック時代なんて相当言われてきましたし、キックボクシング、イコール打ち合って、3分3ラウンドやって、みたいなスタイルだったすけど、僕みたいなスタイルが出てきてから、みんな僕みたいなスタイルになってきたし、だから全く何も気にしてないです。ボクシングというルールの上で、那須川天心の戦いをする、それだけだと思うんで。それ以上もそれ以下もないです」

 ――ボクシングの枠を超えるものを見せたい。

 「思いはしますけど、ナチュラルっすね。ナチュラルで何が出るか、自分の中でも。そこは試合中に勝手に出るものだと思うし」

 ――(スパーで)最初6ラウンド保たなかったのはどの部分?

 「足っすね。足が動かないんすよ。動きすぎな部分があったり、ステップとかも全部が違ったので、そういうところを全部変えてきたので。毎日毎日、これはいいんだな、これはダメなんだなと取捨選択を繰り返しながら、研ぎ澄ませてきたので」

 (スタッフの「そろそろ」との声に那須川「ラスト、何かあれば」)

 ――計量明日なのに凄くしゃべる。元気。

 「元気ですよ。(格闘技を)45戦以上やってますから。そこはもう、プロですからね。好きで格闘技やってるんで。明日は正直キツい部分ありますけど、関係ないっすよ。全てやってきましたから。主演・僕だし、製作・僕、全部全てやってきました。プロモーションも含めて」

 ――監督・僕。

 「監督も僕ですし。で、戦うのも俺なんで。劇場を見せます」

 ――究極の自主製作。

 「そうですね。毎回それですよ。だからこそ楽しいです」

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