対戦相手変更も統一王者・拳四朗に影響なし「対応できる。テーマはKOで勝つこと」

2023年04月06日 14:46

格闘技

 【プロボクシング「Prime Video Presents Live Boxing」 ( 2023年4月8日    東京・有明アリーナ )】 ダブル世界戦を含む興行の最終記者会見が6日、都内のホテルで行われ、メインのWBC&WBA統一世界ライトフライ級タイトルマッチに臨む王者・寺地拳四朗(31=BMB)は「体調も減量も凄く良くて、いつでも試合ができる状態」と仕上がりに自信を示した。3団体統一戦を戦う予定だったWBO同級王者ジョナサン・ゴンサレス(31=プエルトリコ)が病気のため、WBA同級4位のアンソニー・オラスクアガ(24=米国)との防衛戦に変更。「(相手が)サウスポーからオーソドックスに変わったが、僕がやることはそんなに変わらない。今までの経験を生かして、オーソドックスでも対応できるようになっている」と影響なしを強調した。
 オラスクアガとは昨年9月の米国合宿でもスパーリングをしており、「スパーリング仲間。まさか試合するとは思わなかったが、試合ができて凄くうれしい。本当に強い選手なので油断できないが、僕も全力で戦って絶対に勝ちます」と意気込んだ。対戦相手変更後はオーソドックスの選手を相手に3度、計12ラウンドのスパーリングを消化。試合のテーマを問われると「いつもどおり前に出て、しっかり倒したい。KOで勝つことをテーマにやっていきたい」と述べた。那須川天心(24=帝拳)のデビュー戦に注目が集まる興行でメインを張るが、「そこ(メイン)はあんまり意識はしていなかったけど、僕が勝つことだけをしっかりやって、見せられるボクシングしたいと思っている。楽しい試合になると思うので、ぜひ見ていただければ」とアピールした。

 一方、急きょ挑戦者に決まったオラスクアガは3月中旬から日本に滞在しており、「コンディションはいい。体調も良く、はとてもワクワクしている。自分のスキルを大きな舞台で発揮できることが楽しみ」とコメント。寺地については「過去に何度もスパーリングをしたが、大変強いボクサー」とし、「難しい相手だが、自分が勝てると信じてリングに上がる。どうして自分がprincesa(スペイン語で王女)を呼ばれるのか、強さを見せられる試合にしたい」と抱負を述べた。

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