井上拓真 8日世界戦へ仕上がりは「過去一」 挑発ソリスにも大人の対応

2023年04月07日 16:43

格闘技

井上拓真 8日世界戦へ仕上がりは「過去一」 挑発ソリスにも大人の対応
<ダブル世界戦・前日計量>軽量をパスしポーズを決める井上拓真(左)とリボリオ・ソリス(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【プロボクシング「Prime Video Presents Live Boxing」 ( 2023年4月8日    東京・有明アリーナ )】 公式計量が7日、都内のホテルで行われ、ボクシングWBA世界バンタム級王座決定戦12回戦に臨む同級1位の井上拓真(27=大橋)はリミットの53・5キロでパスした。計量後、開口一番「おなか空いてます」と笑顔。続けて「順調に落とせた。コンディション的には問題ない。仕上がりは過去一」とうなずいた。
 同級2位のリボリオ・ソリス(41=ベネズエラ)は300グラムアンダーの53・2キロ。計量後の写真撮影ではソリスが井上をにらみつけるように挑発する場面も見られたが「(仕掛けが)早いなと思ったので無視しました」と大人の対応。「(体重を)しっかりと落としてきた印象。万全でくると思うので凄く楽しみ」と気を引き締めた。

 兄・尚弥(29=大橋)が返上したベルトの再統一を目指す拓真は6日の記者会見でも「何もさせずにしっかり完封して勝ちたい」と完封宣言するなどベルト奪取へ自信を口にしていた。大橋秀行会長(58)も「(約)2年ぶりのバンタムでの戦いになるが(拓真は)過去最高の出来。大差で終盤KOすることになると思う」と期待を寄せる。

 19年11月のWBC世界同級王座統一戦以来、3年5カ月ぶりの世界戦となるが「いつも以上に楽しみ。WBAのベルトは初めてなので、4団体目指している上で落とせない。一本目をしっかり獲りたい」と誓った。

おすすめテーマ

2023年04月07日のニュース

特集

格闘技のランキング

【楽天】オススメアイテム