シャクールに6回TKO負けの吉野修一郎「キレは凄かった。一瞬のドーン!が速かった」
2023年04月09日 16:24
格闘技
――やりたいことはどれくらいできたか。
「どれくらいだろう。100%ではないですよね」
――ストップは早いか。
「そうですね、早かったですね。効いてなかったので、まあしゃあないです」
――相手の強さはどこに感じたか。
「やっぱりうまいですね、技術、凄いです。ボディーバランス良いですね。全然、かわされてましたもん」
――1ラウンドの感触は。
「1ラウンドの感触は良かったです。集中して、勝負は1ラウンドだなと思ってたんですよ。このアウェーの歓声と立ち上がり勝負だなと思って、集中してたんですけど、これ良い感じだなと思ったんですけど、ダウンされて、持ってかれたと思って」
――相手は普段より力を込めて打ってきたが、パワーは。
「そこまでパワーは思わなかったです。キレは凄かったです。速かったです。一瞬、一瞬のドーン!ドーン!っていうのが速かったです」
――ダウンは効いて倒れたものではないか。
「最初はフラッシュダウンです。タイミングはばっちりのところでした。正面を向いたところでポーンともらって、2回目は(首の後ろを指差して)ここらへんにもらって倒れたんですよ。最後は(胸に)もらってストップされました。しゃあないす」
――想像を超えていた部分は。
「けっこう、バックステップ、バックステップでかわされていました。自分のつなぎが悪かったですね。1発1発で終わっていました」
――シャクールの相手は「遠くに感じる」と言うが。
「遠いっていうわけじゃないですね、たぶん。バックステップで下がるから少し遠くなる感じと思うんですよね。距離を取られるじゃないですか」
――当たらない距離を知り尽くしている感じか。
「そうですね。こっちが攻撃しようとすると向こうがバックステップして、向こうが攻撃しようとする時は攻めてくる。アマチュア独特の打ち方ですね」
――戦前のプランはどういうものだったのか。
「本当はもっと詰めたかったです。距離を詰めて、スティーブンソンが後ろにこう(のけぞるようなポーズ)なったところを攻めたかったんですよね。あとはもうちょっと右を外回りと内側に攻め方をいろいろ入れて、攻撃パターンのジャンルを増やせば、ワンツーだったり、フックの角度を変えたり、そういうのはいろいろあったんですけど」
――これまでの試合と比べてもダメージはないのか。
「別にダメージは、はい」
――試合後にシャクールに何を言われたのか。
「握手しなかったのは、試合終わるまでしなかったんだ、みたいな感じで」
――緊張は。
「大丈夫です。しなかったです。やったるぞと思ったんですけど。別にアウェーでも全然気にならなかったんですけどね」
――手応えのあるパンチは中にはあったのか。
「たぶんあったと思います。うーっとか言っていたんで。効いているかはわからないですけど」
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