拳四朗 4団体統一&転級選択肢も「どの方向に進むにせよ強い相手と戦う」

2023年04月09日 12:26

格闘技

拳四朗 4団体統一&転級選択肢も「どの方向に進むにせよ強い相手と戦う」
一夜明け会見をした寺地拳四朗 Photo By スポニチ
 ボクシングWBA&WBC世界ライトフライ級統一王者・寺地拳四朗(31=BMB)がWBC2度目、WBA初の防衛に成功した試合から一夜明けた9日、都内で会見を行った。
 前夜は1時間ほどしか寝られなかったと明かし「今までにないくらいのダメージがあり、ずっと頭が痛かった。寝ながら頭を冷やしたのは初めての経験。今はぼーっとしています」と激闘の疲れが残った様子を見せた。

 「7、8回はメンタル的にもスタミナ的にも折れそうになった」と強打の相手との打ち合いを振り返る。父・永会長(59)も「命の削りあいのような試合だった。父親として見ていてつらくなった」としながら「まだまだ進化している実感があるし、井上尚弥選手とも少しは差が縮まったのかなと思う」とパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)ランキング入りを期待した。

 今後は4団体統一を目標に掲げながら、フライ級転向も視野に入れる。永会長は「(統一戦から防衛戦に変更となった)今回のこともあるし、タイミングの問題もある。本人にとっていい方向に進んでくれたら」と話し、拳四朗も「どの方向に進むにせよ、強い相手と戦って面白い試合をしたい。その方が盛り上がるし自分も成長できる」と誓った。

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