“怪物”野杁正明 ONEデビュー戦は判定負け…完全アウェーのタイでシッティチャイのテクニックに苦戦
2024年06月08日 11:30
格闘技
野杁はプロ戦績60戦49勝(25KO)が誇る日本の“怪物”。3月26日付けでKー1と契約満了。4月23日に「立ち技最強の舞台はONEだと思っているので、そのリングに挑戦したかった」という思いからONEと独占複数試合契約を締結。
野杁が主戦場とするフェザー級は、スーパーボンや元K―1王者のチンギス・アラゾフ、マラット・グレゴリアンなど強豪選手しかいない階級である。「ONEに挑戦するときからフェザー級で戦うことは決めていました。世界のトップが集まっている階級なので、世界最強を目指すにはトップを獲らないと名乗れないと思うので、日本の怪物が世界を獲ろうかなと思います。修羅の道ですけど一人一人倒して武尊くんと一緒にONEのチャンピオンになりたい」とデビュー戦前から意気込んでいた。
そして今回の試合は野杁にとって完全アウェー。「多分、現地では100対0ぐらいでシッティチャイ選手の応援だと思うんですけど、それ試合が終わった時にひっくり返るようなことをしたい。僕はフランスでそういう経験もしてますし、それをやったときの快感が忘れられない」と口にしていたが、ONEデビュー戦は黒星を喫した。