山崎八段、藤井棋聖挑戦まで1カ月「心技体全てを整えて」 若手棋士らとの練習将棋を増やして対策

2024年05月04日 20:37

芸能

山崎八段、藤井棋聖挑戦まで1カ月「心技体全てを整えて」 若手棋士らとの練習将棋を増やして対策
森信雄七段一門の祝賀パーティーでスクリーンを使った大盤解説をする山崎隆之八段 Photo By スポニチ
 6月開幕の第95期棋聖戦5番勝負で、藤井聡太棋聖(21)に初挑戦する山崎隆之八段(43)が4日、大阪市内で森信雄七段一門の祝賀パーティーに出席した。
 その出し物で、「最近行ったことがない」というカラオケを歌唱。歌詞が好きで、歌が比較的短いという理由からのロックバンド「エレファントカシマシ」の「悲しみの果て」という選曲に、自ら「祝賀会に“悲しみ”はどうだったかと思いました」と反省した。

 6月6日、千葉県木更津市での第1局まで1カ月。先月22日に09年度王座戦以来15年ぶり2度目のタイトル挑戦を決めた。

 「浮ついている部分がある。ここからが勝負なのにより厳しく、引き締まらないといけない」

 相手は過去21期、敗退なしの絶対王者。同学年の伊藤匠七段(21)を迎え撃つ叡王戦では第3局を終えて1勝2敗と、初めてカド番を背負う事実が改めてその強さを際立たせる。

 山崎が関西本部所属の若手棋士、奨励会員との練習将棋を増やし「やれるだけはやってみよう」と切り替えて臨む大一番。「心技体全てを整えていかないと、戦えないことは確定している」。大舞台で披露する、独創的指し回しに磨きをかけていく。

おすすめテーマ

2024年05月04日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム