アミューズ初のボーイズオーディション 東京都の20歳・黄兆銘さんがグランプリ 8000人の頂点
2024年05月06日 18:37
芸能
![アミューズ初のボーイズオーディション 東京都の20歳・黄兆銘さんがグランプリ 8000人の頂点](/entertainment/news/2024/05/06/jpeg/20240506s00041000492000p_view.webp)
自身の評価されたポイントは「素を出せた。“リラックス”を意識して、自分の素を見せることが出来たんじゃないかな」と分析。
今後は「人に生きる力だったり、悩んでいる人がいたら励ませるような、誰かの憧れになれるような人になりたい」と微笑み、応援してくれた人に「次は僕が恩返しを出来るように頑張りたい」と感謝した。
最終審査のトークセッションでカナダ留学から帰国後、1年ぶりに「母のハンバーグを食べて人生で一番感動した」と語っていた黄さんは、会場に応援に来た母に向かって「お母さん、ハンバーグ今日作ってください」と可愛らしいコメントで締めくくった。
オーディション終了後、報道陣の取材に対して「さっきより実感した気がする。へニョヘニョせず悔いが残らないように頑張りました」とグランプリを受賞した感想を語った黄さん。「全力は出し切ったんですけど、頭が真っ白になっちゃたので、もう少し緊張しないでできたらなと思ったんですけど」と振り返り、「今は悔いはないです!」と胸を張った。
グランプリ受賞を一番伝えたいのは「近くで支えてくれた家族。父と弟にはまだ報告出来ていないので、早く自分の口で報告したい」と心を弾ませた。賞金300万円は「学費とか色々払ってくれたので、家族に全部渡そうと思います」と親孝行するために使うという。
また、好きな芸能人を尋ねられ「出川哲朗さん」とまさかの回答に、会場からは笑いが。「人を幸せにする力というのを感じる。人生楽しそう。僕もこんな大人になりたいな」と憧れを明かし、バラエティー番組の出演にも意欲を示しながら、アミューズでやりたいことは「俳優の仕事、モデルだったり、まだしたことのない経験をしていきたい。自分が出ている雑誌を見てみたいという夢がある」と告白。
今後は「これまで支えてくれた人達、新しくできたファンの方々に恩返しできたらなと思います。全力で頑張りますので応援よろしくお願いいたします」と決意を示した。
同社は、これまでも不定期ながら全国的なオーディションを複数回開催し、吉沢亮、清原果耶、野村周平などを世に送り出してきた。
今回のオーディションのサブタイトル「NO MORE FILTER」は、「フィルターは必要ない!」という意味の言葉。フィルターやエフェクトを使って、誰でも簡単に加工ができてしまう今の時代においても、ありのまま、オリジナルな才能に出会いたいという思いが込められた。
容姿だけに限らない様々な才能に出会うために、役者、モデル、ミュージシャン、クリエイターなど、最初のフィルターとなる志望ジャンル区分をあえてつくらない審査方法で審査が行われた。
この日、会場には本オーディションのキービジュアルを務めた、鈴木仁、細田佳央太、新原泰佑、本島純政がファイナリストの背中を後押しすべく登場。エンターテインメントの次なる時代を背負う新たな才能が産声をあげる瞬間を、見届けた。