輪島市出身の漫画家・永井豪氏 デビルマン×宝石の豪華輪島塗パネル発表 「長く支援続ける象徴になれば」
2024年05月09日 16:48
芸能
輪島市にあった永井氏の記念館は、能登半島地震で被災し建物が全焼。耐火対策により100点あまりの原画や大型フィギュア数体は無事だったが、それ以外は焼けてしまったという。「無事だった展示物は震災からしばらく経ってから掘り出されたもの。原画は熱の影響で、修復が必要なものもありました」と語る。記念館の再建については「全ての復興が整ってからでいいので、皆さんの役に立てるなら10年後でも20年後でも」と意欲。「今は大変だと思いますが、何もなくなったところから塗り返すチャンス。新しい輪島市を作っていってほしい」と被災地にエールを送った。
パネルは6月8、9日に東京・帝国ホテルで開催される「創美展 2024」で展示。値段は数百万円とみられる。一般公開時には、現在制作中の「マジンガーZ宝飾輪島塗パネル」の発表も実施。その他、梶氏による加賀蒔絵を取り入れた能登半島地震支援ジュエリー「ジャポネスクエマーユジュエリー」も展示される。