石原さとみ 人生最初の記憶は3歳の大号泣 実感した母の愛「温もりがあるから安心できた」
2024年05月09日 18:03
芸能
赤ずきんの物語が大好きだった石原に、母は贈り物をくれたという。「ある日、これだけ好きなんだったらって、赤ずきんの朗読(のカセットテープ)が入っているものをプレゼントしてくれたんですね。お母さんは疲れたんでしょうね。絵本の読み聞かせを何十回もお願いするから」と笑いながら明かした。
しかし、その朗読を聞いた石原は、意外な反応を見せたという。「それが流れて来た女の人の声に、大号泣したんです。私の中の赤ずきんの声は母であり、オオカミに食べられてしまう話の中で、ハラハラする話なのに、お母さんの温もりがあるから安心できた。母にぎゅーっとしがみつきながら楽しめる。このお話がエンタメになるのは母の膝の温もりの中だけだったと思うんですよね」。それが、母の読み聞かせと温もりを切り離すと、別物になってしまったと感じたという。「恐怖でしかなくなったんですよ。母の声でもない、温もりも感じない、人の朗読で、赤ずきんが流れてきて、怖くなって大号泣したことがフラッシュバックしたので」と明かした。
第1子は2歳になった。「今、存分に絵本を読み聞かせしていますね。安心させるように、肌で触れ合いながら、温もりを感じさせながら、より自分の子供にはしてあげたいなと思いましたね」。母がしてくれたように、自分も絵本を読み聞かせながら、温もりを伝えていることを明かした。