長嶋一茂 球界レジェンドたちの“金言”が身につかなかったワケ「だから分からなくなっちゃう」
2024年06月28日 19:22
芸能
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しかし、それには“注釈”が付くという。「ただ、あの人の“楽して打つ”は、ベースがあっての楽だから。そこが難しい。それを真に受けちゃうと良くないんだろうけど」と付け加え、「今は別に野球やってるわけじゃないから、いかに楽していけるのかなって」と続けた。
一茂の言葉に、タレント石原良純も「だからホントにそういう一流の人の金言って役に立たない。“その代わり、誰よりも長い間、グラウンドにいる”とかさ。プロゴルファーも、楽して打って考えないって言いつつ、“でも誰よりも芝生の上に長いこと立ってる”とか」と、人知れぬ努力が礎にあることが前提の考えだとした。
一茂は「昔の人はそういう話が抜けるんだよ。やってたこと。うちの父親(長嶋茂雄氏)とかもそうなんだよ。大事なことが抜ける。だから分からなくなっちゃう」とぶっちゃけた。さらに「田淵(幸一)さんもそうだった。野村(克也)さんも、張本(勲)さんもそう。落合さんもそうだけど、俺、みんなに教わったけど、大事なことは抜けて、“こうやって打つんだよ”で終わっちゃうんだよ」とポツリ。「でもその前にやっていたことがすごくあるわけ。膨大に時間を使って、手首を鍛えてた、足首を鍛えてた、柔軟(体操)してたという。なのに、そっちは教えてくれない。だから間違っちゃう」と、スーパースターたちとの決定的な違いを熱弁していた。