上田まりえ 上原浩治氏YouTube降板 SNSに長文で思い「歌や演技、表現の世界あきらめたくない」
2024年08月10日 15:25
芸能
チャンネルに初出演したのは2020年3月13日。「その頃は数万人だったチャンネル登録者数が、まもなく93万人に。夢の100万人が、現実のものとして近づいてきました。上原さんとスタッフ、チーム雑談魂の視聴者のみなさんと一緒に100万人を目指して進んできた時間はかけがえのないもので、私にできる形で少しでもチャンネルに貢献したいと試行錯誤してきました」と振り返った。
一方で、「昨年の秋頃から、『いつか離れる日が来るかもしれない』と思い始めました。自分の自然な感情に驚きました。『一緒に100万人を目指しましょう!』と言っていたのに辞めることを考えるだなんて、みなさんを裏切ることになるのではないかという葛藤もあり、本当に悩みました。当初は『100万人を区切りにしよう』と思っていましたが、今年に入って80万人を超えたあたりで『100万人を前に辞めよう』と考え、3月までにはその意思を固めました。だって、100万人を達成して、イベントに出演して、いいところだけ参加して『辞めます!』だなんて、虫のいい話だと思いませんか?」と葛藤も。
「チャンネルが次のステージに進んでいくうえで、東京ドームでの素晴らしい景色は、私ではなく、新しいアシスタントの方が一緒に見るべきだ。チャンネルがより大きくなるために、私はここで離れるべきだ。私は、雑談魂が、上原さんが大好きです。だからこその決断で、自ら降板を申し出ました。今回、私の強い意向で『“卒業”という表現は使わないでほしい』とスタッフのみなさんにお願いしています。だから、卒業ではありません」とスタンスを説明した。
さらに、「私はチャレンジすることが好きです。うまくいく保証がなくても、どんなに苦しくて悩んでも、不安定な状況から自分で安定を生み出そうと、もがくことが好きなんです。私にとって雑談魂は安心できるホームになっていて、だからこそ、このまま居続けると甘えが出てしまうという怖さを常に抱えていました。現在では、街で声をかけてもらうときも、SNSでメッセージをもらうときも、『雑談魂、観てます!』という言葉をいただくことがほとんどです。それはとてもありがたくて幸せなことなのですが、このままだと私は一生上原さんに甘えて生きていくことになるのではないかとも感じていました」と自らを律する意味合いもあるという。
「上原さんから独り立ちすることで、一層厳しい環境に身を置いてMCとして精進したい。そして、歌や演技など、アナウンサーを辞めるきっかけとなった表現の世界への夢。38歳を前に、挑戦を諦めたくないと思いました。4月から、ボイストレーニングとダンスレッスン、そして韓国語のレッスンに通っています。できないことが悔しくて苦しくて、それが楽しくて幸せです。新しい姿をたくさんお見せできるよう、本気で向き合っていきます」と新たなチャレンジも明かした。
「アシスタントとして、野球ファンとして、足りていないところもたくさんあったと思います。いつも『出演者』というよりも『裏方』であるという意識を持ち、『野球ファンを代表して、この場にいさせてもらっているのだ』と思っていました。MCのスタイルができあがる過程の中での葛藤は大きなもので、いつも反省と後悔の連続でした。私のスタイルが徐々に確立していく中でも『ゲストや上原さん、野球に対して、失礼な言動はなかったか』『前に出過ぎていないか』と試行錯誤する日々でしたが、収録もイベントも準備の段階から本番まで常に全力投球で臨んだことは私にとって大きな自信になり、視聴者のみなさんからの温かな声は私にとって大きな慰めと力になりました。上原さんが、雑談魂が、ファンのみなさんが、私の世界を広げてくれました。もちろん、野球の仕事もMCの仕事も変わらず続けていくので、野球関連の番組やイベントなどで上原さんと共演することを目標に、今後も野球への愛と理解を一層深めてまいります」と今後も野球に携わる仕事を続けていく意向。
「これからは、私も雑談魂ファンの一人です。100万人に向けて、そして、その先の輝かしい未来を、みなさんと一緒に応援していきます。夢のような時間と、たくさんの愛を、ありがとうございました!」と結んだ。