“斎藤知事に着信拒否された”泉房穂氏 知事選前に携帯番号交換 就任後は「少し苦言を呈すると直後に」

2024年09月11日 09:48

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“斎藤知事に着信拒否された”泉房穂氏 知事選前に携帯番号交換 就任後は「少し苦言を呈すると直後に」
泉房穂氏 Photo By スポニチ
 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(61)が11日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にVTR出演。斎藤元彦兵庫県知事(46)を巡る疑惑告発文書問題について言及した。
 日本維新の会は9日、斎藤氏の辞職と出直し選挙を求める申し入れ書を服部洋平副知事に提出した。県議会最大会派自民党など他の全会派は12日に辞職要求する予定。斎藤氏は9日、いずれにも応じない考えを記者団に示した。

 不信任決議案提出を目指す動きも一部会派にあるが、県議会調査特別委員会(百条委員会)が継続する中で慎重意見も根強く、状況は流動的になっている。

 泉氏は、斎藤氏について「知事選前にお会いして3時間ほど話をし、携帯の番号をお互いに教え合いショートメールで連絡した経緯はあったけれども、知事に就任した後、少し苦言を呈すると直後に着信拒否された」と明かし、「彼の場合、自分に対してアドバイスとか厳しい意見に対しては全部排除していっているわけですから、自分の言うことを聞く人だけを近くに置くという典型的なパターン」と指摘。

 そのうえで辞職しない理由について「自分は何も悪いことはしていないし、やめる必要性はないんだと。自分は被害者だと思っている感じもしましたから」とし、「兵庫県政が停滞している、混乱している。これを打開するのは自分がやめるしかないと普通は考えると思うんですけど、悪いと思っていないからこそ、自分に対して告発した人間については許さないという形で一連の公益通報者保護法違反のようなことを続けてきたのも、つながっている話だと思います」と自身の見解を述べた。

◇兵庫・斎藤知事告発文書の疑惑7項目

(1)人事=ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長2人が突然解任

(2)知事選=2021年知事選で幹部職員らが斎藤元彦氏の選挙を手伝い

(3)知事選=次期知事選に向けた投票依頼のため、商工会などに出向いた

(4)贈答品受領=地元企業からコーヒーメーカーやロードバイクなどを受け取った

(5)パーティー券=副知事らが斎藤氏の政治資金パーティー券を商工会などに大量購入させた

(6)優勝パレード=阪神・オリックス優勝パレード費用を信用金庫などから不正に集めた

(7)パワハラ=机を叩いて激怒したり、職員を怒鳴り散らしたりした

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