パックン 斎藤知事の姿勢に“理解”「米国人の感覚で言うと、まだ何も立証されてない段階で身を引くのは」

2024年09月11日 10:36

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パックン 斎藤知事の姿勢に“理解”「米国人の感覚で言うと、まだ何も立証されてない段階で身を引くのは」
パックンこと、パトリック・ハーラン Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(53)が11日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。斎藤元彦兵庫県知事(46)を巡る疑惑告発文書問題について言及した。
 日本維新の会は9日、斎藤氏の辞職と出直し選挙を求める申し入れ書を服部洋平副知事に提出した。県議会最大会派自民党など他の全会派は12日に辞職要求する予定。斎藤氏は9日、いずれにも応じない考えを記者団に示した。

 不信任決議案提出を目指す動きも一部会派にあるが、県議会調査特別委員会(百条委員会)が継続する中で慎重意見も根強く、状況は流動的になっている。

 パックンは「米国人の感覚で言うと、まだ何も立証されてない段階で身を引くのは時期尚早じゃないかと。米国では、有罪評決を受けた人でも次の大統領を目指しているんです、現役で。ですからまだ調査中の状態です。自分は潔白だと信じている。ここまで県民のために一生懸命にやって貢献しているんです。疑惑持たれたからって身を引くわけにはいかないというのは、意外と米国の政治家の考えに近いですね」と自身の見解を話した。

 これに対し、元衆院議員の金子恵美氏は、斎藤氏自身に対する7項目にも及ぶ告発文書が出されていることを念頭に「告発者が亡くなっているのが現実、事実だと思います」と言い、MCの谷原章介も「告発文を出していないとかではなく、告発した当の本人が亡くなっているっているということも大きいと思う」と指摘していた。

◇兵庫・斎藤知事告発文書の疑惑7項目
(1)人事=ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長2人が突然解任
(2)知事選=2021年知事選で幹部職員らが斎藤元彦氏の選挙を手伝い
(3)知事選=次期知事選に向けた投票依頼のため、商工会などに出向いた
(4)贈答品受領=地元企業からコーヒーメーカーやロードバイクなどを受け取った
(5)パーティー券=副知事らが斎藤氏の政治資金パーティー券を商工会などに大量購入させた
(6)優勝パレード=阪神・オリックス優勝パレード費用を信用金庫などから不正に集めた
(7)パワハラ=机を叩いて激怒したり、職員を怒鳴り散らしたりした

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