“コバホーク”小林鷹之氏 小泉進次郎氏掲げる「解雇規制見直し」に言及 「反対というか…」
2024年09月11日 17:08
芸能
小林氏は「どっちかっていうと、反対というか慎重です。基本的に労働市場の流動性を高めていくことは大切なことだと思うんですけれど、そこには現実に働いてる方たちがたくさんいて、その方たちの安心を確保することが大切。雇用が安定しているということ。解雇規制をいきなり導入すると逆に格差が固定化しかねない。本当に丁寧にやらないといけないと思ってる。私は、マッチングとかリスキリングとか通じて失業なき労働移動をやっていくべきではと思います。急進的な改革は負の側面が多い。丁寧に舵を切っていくことが大切だと思う」と述べた。
米国のように流動性が高い社会についても「今の日本型の社会になじまないと思う。仮に流動性を高めていくとしても、少し時間をかけて国民の理解を得ながらやらないと相当なハレーションが社会に起きると私は思いますね」と見据えた。
進次郎氏の父・小泉純一郎氏が「聖域なき構造改革」を推進した当時、小林氏は政治家になる前だったが「あれによって、地域やコミュニティーを支えた中小企業や商店街が非常に弱ってしまった。それはもったいないことだった。あれも時間をかけて、コンセンサスを得ながらやっていくのであればまた違った結果になったかもしれない。いきなり右から左へガーンと舵を着ると、相当ひずみが生じる。社会になじまなかったなと思います」と評した。