泉房穂氏「恣意的人事、公費の不正支出…法人の職員、県職員が亡くなっている。おねだり云々の話ではない」

2024年09月11日 12:20

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泉房穂氏「恣意的人事、公費の不正支出…法人の職員、県職員が亡くなっている。おねだり云々の話ではない」
泉房穂氏 Photo By スポニチ
 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(61)が11日までに自身のSNSを更新。斎藤元彦兵庫県知事(46)を巡る疑惑告発文書問題について言及した。
 告発文書では、パワハラや贈答品受領など7項目の疑惑を指摘。県民局長だった男性が報道機関などに送付後、県の公益通報窓口にも通報した。ところが、県は公益通報者保護法の対象外と判断し、男性は停職3カ月の懲戒処分を受けた後に死亡した。自殺とみられる。

 告発文について、斎藤氏は「うわさ話を集めたもので、真実相当性がない」などと、公益通報と認めなかった理由を説明。一方で、県議会の調査特別委員会(百条委員会)に参考人として出席した専門家は、「法的に保護されるべき公益通報が含まれていることが明らかになっていると思われ、知事らの振る舞いは公益通報者保護法違反に違反する」との見解を示した。

 泉氏は、「人の命が失われていることをふまえて、マスコミは報道すべきだと思う。(1)告発1項目の恣意的人事に関して『法人の役員』が亡くなっており、(2)告発6項目の公費の不正支出に関して『県職員』が亡くなっており、(3)『告発した本人』も亡くなっている。おねだり云々の話ではない」と自身の考えをつづった。

◇兵庫・斎藤知事告発文書の疑惑7項目
(1)人事=ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長2人が突然解任
(2)知事選=2021年知事選で幹部職員らが斎藤元彦氏の選挙を手伝い
(3)知事選=次期知事選に向けた投票依頼のため、商工会などに出向いた
(4)贈答品受領=地元企業からコーヒーメーカーやロードバイクなどを受け取った
(5)パーティー券=副知事らが斎藤氏の政治資金パーティー券を商工会などに大量購入させた
(6)優勝パレード=阪神・オリックス優勝パレード費用を信用金庫などから不正に集めた
(7)パワハラ=机を叩いて激怒したり、職員を怒鳴り散らしたりした

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