八嶋智人 「死ぬことが前より怖くはなくなった」キッカケとは 「死」に対する思いの変化語る
2024年10月09日 06:40
芸能
俳優を志したキッカケについて、八嶋は「思春期にモテたいとかいろいろあるけど、小学校のときに必ず人は死ぬなと気付いた。それが回避できないんだったら、覚えといてほしいと思った」と、生きていたことを大勢の人の記憶に残りたいからだったと振り返った。
ただ、俳優となってからも「ずっと死ぬことは怖い。自分の、この個っていう点が消えてしまうことが」と死に対する恐怖は消えなかった。その恐怖を抱いている中で「だけど、子供が生まれたときに、自分も子供と向き合っていて、そのときにふと思った。俺は相当親に愛されてたんだなって」と、自身が親になったことで、両親から人一倍愛情を注がれていたことに気付いた。
そこから「何か起こるたびに、つながった。未来と現在と過去の3つの点が(線で)つながっていって。もちろん、その先にもあるでしょう。と、思うと何か凄い大きな時間のうねりの中に自分が溶け込んだ気がして、死ぬことが前より怖くはなくなった」と、子供の存在が「死」に対する思いに変化をもたらしたと話していた。