「光る君へ」倫子に感謝も「妻は己の気持ちで…」道長失言?ネット同情&怒りも「フォローになっていない」

2024年10月12日 13:50

芸能

「光る君へ」倫子に感謝も「妻は己の気持ちで…」道長失言?ネット同情&怒りも「フォローになっていない」
大河ドラマ「光る君へ」第38話。源倫子(黒木華)と藤原道長(柄本佑)(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は今月6日、第38話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第38話は「まぶしき闇」。ききょう(ファーストサマーウイカ)がまひろ(吉高由里子)を訪ね“光る君の物語”への思いを打ち明ける。まひろは物語の次の構想を練り始めるが、藤原道長(柄本佑)から新たな提案をされる。一方、中宮・藤原彰子(見上愛)と親王への呪詛の形跡が見つかり、藤原伊周(三浦翔平)の関与が明らかになる。一条天皇(塩野瑛久)は道長に相談して処分を検討し…という展開。

 寛弘6年(1009年)。道長は藤原頼通(渡邊圭祐)に帝王学を伝授した。

 道長「頼通の婿入り先であるが、具平(ともひら)親王の一の姫、隆姫女王様(田中日奈子)はどうだ。そなた異存がなければ、進めたい」

 源倫子(黒木華)「私より、頼通の気持ちを聞いてやってくださいませ」

 道長「あいつの気持ちはよい。妻は、己の気持ちで決めるものではない」

 倫子「まあ。殿も、そういうお心でうちに婿入りされましたの?」

 道長「そうだ。男の行く末は、妻で決まるとも申す。やる気のなかった末っ子の俺が、今日あるは、そなたおかげである」

 倫子「フフフフフ」

 道長「隆姫女王も、そなたのような妻であることを祈ろう。この話、進めるぞ」

 倫子「殿、子どもたちのお相手を早めに決めて、その後は殿とゆっくり過ごしとうございます。二人っきりで」

 道長「そうか。されどまだ、嬉子(よしこ)は3歳であるが」

 倫子「ウフフフフ。年が明けたら。威子(たけこ)は裳着ですわ」

 道長「早いものだな」

 道長の台詞「妻は己の気持ちで決めるものではない」がSNS上で反響。倫子の立場から「失言すぎる」「無神経なことを気軽に言うでない」「あんなにはっきり言っちゃってドン引きw」「その後、感謝しているけど、全然フォローになってない。倫子様、今こそ怒れ」「初恋の人がまひろだという状況証拠だけが、どんどん倫子様に筒抜けになっていく」「いい加減、倫子様が報われるシーンはあってもいいと思うの。道長くん的には落ち着いたらまひろちゃんと過ごしたいんだろうな」「まひろと道長様のつながりを見守る気持ちと同時に、倫子様の恋心をちょくちょく傷つける左大臣のヒゲをむしり取ってやりたい怒りが共存している」などの声。

 「やる気のなかった末っ子の自分を支えてくれた本妻への嘘偽りない気持ちなんだと思う。あそこで適当に“好きなのはおまえだけ”だの“早く2人になりたいね”だの、大嘘をつかないのは誠実だし、残酷」「倫子が甘える姿は初めて道長が忍んできた時の表情を思わせる。黒木華さんの演技が素晴らしすぎる」などの投稿も並んだ。

 次回は第39話「とだえぬ絆」(10月13日)が放送される。

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