井之脇海、主演作でピアノ演奏 生音使われ「僕にしか出せないシーンになった」と自信

2024年10月12日 13:07

芸能

井之脇海、主演作でピアノ演奏 生音使われ「僕にしか出せないシーンになった」と自信
主演映画の舞台あいさつに登場した井之脇海 Photo By スポニチ
 俳優の井之脇海(28)が12日、都内で主演映画「ピアニストを待ちながら」(監督七里圭)の公開を記念した舞台あいさつに登場した。
 早大構内にある「村上春樹ライブラリー(早稲田大学国際文学館)」で全編撮影。外に出ることができない不思議な図書館に迷い込んだ主人公・瞬介を演じた井之脇は「この映画を作っていたときも、今も尾をひいていますけど、この世界とは何なのか。目の前の人は何なのか。本当はいないんじゃないかなどと思わせてくれた」と撮影を振り返った。

 子役時代に出演した「トウキョウソナタ」、映画「ミュジコフィリア」などピアノを演奏する役を何度も務めてきた。今作では、共演者がダンスを踊るシーンで演奏を披露。「自分の生音を使ってもらう機会はなかなかないので、僕にしか出せないシーンになったと思う」と胸を張った。

 七里監督は「不思議な夢を見た後に、一体何だったんだあれはと思うことがある。そういう感じでこのヘンテコな映画を考えてくださったらうれしいです」と呼びかけ。「分かりやすいものが価値があるものと圧がかかっている世の中なので、気楽に見てほしい」と話していた。

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