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吉田裕ならではの子育ての悩みを告白 「乳首ドリル」を理解し始めた3歳に言わないといけないこと

2024年06月12日 11:00

芸能

吉田裕ならではの子育ての悩みを告白 「乳首ドリル」を理解し始めた3歳に言わないといけないこと
子育てに悩みながらも新喜劇がんばります Photo By 提供写真
 【吉本新喜劇・吉田裕の座長すんのか~い】どうも!今日は長袖がいいのか半袖がいいのか、その判断を間違えて寒かったり、めっちゃ暑かったりで後悔ばかりの吉田裕です!
 年月がたつのは早いもんで僕の子供ももうすぐ3歳になります。嫌々期のど真ん中。何をするにしても嫌々。初めての反抗期になるみたいで、楽しんではいるんですがね。最近、子育てと自分の仕事について考えさせられる事がありました。

 自宅では土曜昼のテレビはもちろん、新喜劇の放送がついていまして、乳首ドリルしてる僕を見て「パパ、パパ」と言うようになり、毛細血管がいっぱい詰まってるとこ!?って聞くとまだ「ワキっ!」と言えないので「パキっ!」って答えるようになり、かわいいなと思ってました。

 ここまでは良かったのですが、子供はやはりまねをしたくなるもの。家にある茶色い棒で僕をたたくようになり、子供に対して、「この棒で人をたたいたらあかんで」と注意をしてるんです。

 子供からしたらパニックですよね?普段見ている映像では、パパはおかっぱのおばちゃん(すっちーさん)に何発もたたかれて叫んでいるのに、それを見た子供は、同じようにパパをたたいたら注意される?えっ?何で!何があかんの?テレビのように叫んでよ!つま先やめろ!あごやめろ!わきやめろ!って言うてよって、そりゃそうなりますよね。

 僕は茶色い棒でたたかれることで世間に知っていただくようになったのに、子供が自分の事をテレビで見てパパとわかるようになって感動していたのに、子供がたたいてきたら「これで人はたたいたらあかん」と注意する。

 新喜劇にマキザッパという茶色い棒がなかったら、すっちーさんにたたかれてなかったら、今の僕はいないかもしれないのに。

 でも、これから通う保育園や幼稚園でお友達に、棒があればたたくようになってしまうと心配になるし、先生が乳首ドリルを知ってくれていたとしても、たたくということでダメでしょうし。もう少し大きくなって物心がつきだしたら理解はしてくれるんでしょうが、今はまだわからないでしょうね。複雑な気持ちになっておりますが、今日も子育てを楽しみたいと思います。

 ◇吉田 裕(よしだ・ゆたか)1979年(昭54)3月29日生まれ、兵庫県高砂市出身の45歳。2005年、吉本新喜劇「第1個目 金の卵オーディション」に合格して入団。23年5月、座長就任。吉本総合芸能学院(NSC)大阪校23期生で同期に友近ら。血液型B。

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