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吉田裕 辰吉寿以輝の試合見て思い出す自身の若き日「父・丈一郎さんの試合見てボクシング習おうと決めた」

2024年01月24日 11:00

芸能

吉田裕 辰吉寿以輝の試合見て思い出す自身の若き日「父・丈一郎さんの試合見てボクシング習おうと決めた」
ボスシング習ってすぐ辞めた俺のリングネームは“ヘタレ吉田”!? Photo By 提供写真
 【吉本新喜劇・吉田裕の座長すんのか~い】2024年になり、いろんなことが起こっております。僕自身、できることを精いっぱい、頑張りながら、やっていこうと思います。今年もよろしくお願いします。
 新年1発目のコラムということで、すごく楽しみにしていたことをつづりたいと思います。それは23日に大阪・エディオンアリーナで行われた辰吉寿以輝の8回戦。実は高校2年の頃、寿以輝の父、辰吉丈一郎さんの試合を見て、ボクシングを習おうと決めたんです。

 1人じゃ怖いので、クラスの中で誰か行かへん?と誘って、1人の友達が行こうとなり、地元・兵庫県高砂市のボクシングジムに行きました。でも、月々払うお金が高すぎて諦め、何か格闘技がしたいと、そこまで費用の高くない実戦空手の日進会館に入門。かなりハードで、練習から血がダラダラ、怖かったのを覚えています。

 形から練習してたら先生に「吉田スパーやってみい!」と言われてボディーを殴られ、膝から崩れ落ちたのを覚えています。そこから“ヘタレ吉田”の登場。次の練習日から親におなか痛いと言い、ズル休みして、辞めました。やる方ではなく、やっぱり見る方がいいと改めて思いました。3分間もスパーするのがどんだけしんどいか。

 それを寿以輝は8ラウンド。世界戦なら12ラウンド。凄すぎる。寿以輝の一戦を見ながら、改めてボクサーへの尊敬を新たにした一日になりました。

 ◇吉田 裕(よしだ・ゆたか)1979年(昭54)3月29日生まれ、兵庫県高砂市出身の44歳。2005年、吉本新喜劇「第1個目 金の卵オーディション」に合格して入団。23年5月、座長就任。吉本総合芸能学院(NSC)大阪校23期生で同期に友近ら。血液型B。

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