土曜阪神メイン「アンタレスS」の追い切りが栗東、美浦トレセンで行われた。ミツバは前走川崎記念(4着)の後、放牧へ。「去年からずっと使いっぱなしだったので、ここを使う予定で一度放牧に出しました」と加用師。帰厩してからもCWコースでビシビシと乗られ態勢を整えた。最終追いは松山(レースは横山典)が騎乗してビービーブレスユー(4歳1000万)と併せ馬。追走する形を取り、ラストは半馬身抜け出してフィニッシュ。6F85秒6〜1F12秒1としまいはシャープに動いた。
「リフレッシュできた状態。動きは良かったと思う。前走は小回りの地方でコースも合ってなかった」
2カ月以上の休み明けが【4・1・0・0】と、鉄砲駆けするタイプ。この舞台で3勝と“買い材料”にこと欠かない。オープン5戦目にして重賞初Vのチャンス。ミツバがダート戦線に新しい風を吹き込む。