アーモンドアイは20メートル先の視界も利かない濃霧の中最終追い切りを行った。主戦・ルメールを背にWコースでマンハイム(4歳500万)、ノチェブランカ(3歳未勝利)を追走、直線で内から2馬身突き放しゴール。GPS計測で5F67秒0〜ラスト1F11秒4をマークした。
「こんな濃い霧の中で調教するのは何年ぶりかな。フランスのシャンティイを思い出すね」と切り出したルメール。「反応がとても良かった。超強い馬がいるけど、こちらも前走はラスト150メートルで素晴らしい脚を使った。跳びが大きいので阪神外回りは合う。負かす自信?あります」と続けた。“超強い馬”ラッキーライラックを後ろからマークする作戦。「そのためにも真ん中か外寄りの枠が欲しい。逆に内枠だとスローになった時、大変だ」と希望を口にした。
桜花賞は2年連続1番人気で敗れたルメール。「今年こその気持ち。トップコンディションになれば勝てる」と自らを鼓舞していた。