【凱旋門賞】フィエール&ブラスト万全!日本馬いざ決戦の地へ
2019年10月06日 05:30
競馬
現地入りしてから3週間。両陣営共にウォーレンヒル、ロングヒルと長さの違う坂路を駆使して競い合うように乗り込んだ。仕上げは万全。大竹師は「2頭で一緒に調整できたことは、やはり大きい。スタッフも精神的に助かったと思う」と振り返る。そして、この地に長期滞在するディアドラの存在も大きかった。同師は「ノウハウを蓄積してくれていて情報交換もできた。大きな支えになった」と感謝する。
初の試みとなった英国ニューマーケットでの調整は、ひとまず無事に終えた。大竹師は「作戦は騎手に任せたい」、手塚師は「これまでやってきた試みがレースでいい方向に出れば最高」と語った。凱旋門賞で結果となればベストだが、その先の日本競馬にもノウハウとして蓄積されていくに違いない。