【鳴門・大渦大賞】田村 地元周年初制覇「歴史にやっと名前を残せた」
2019年10月06日 05:30
ボートレース
「自分でも気負ってるな…と分かるぐらい、力が入ってました。エンジンはインから先に回れば優勝できる足だったので、とにかく自分を落ち着かせることだけに集中しました」
どれよりも勝ちたかった地元のG1大渦大賞。レース直前には落ち着きを取り戻し、インからトップスタートを決めたが、「操縦面でも硬さがありました。(篠崎)元志が一瞬見えたので、2Mだけは大事に回ろうと。そこだけでしたね」。結果的にはイン完勝。田村の悲願は成就された。
「勝ちたい気持ちはいつもあった、鳴門の歴史にやっと名前を残せました」
優勝賞金1000万円を積み重ね、賞金ランクも19位まで急上昇。「チャレンジカップも走れそうなので、(グランプリへ)チャンスは出てきましたね」と言った後、「それよりも来年のオーシャンカップ(7月鳴門)です。地元のSGに出場して結果を出す。そこを一番意識してこれから走って行きたい」と力強く語った。