藤田菜七子が通算100勝 中京で決めた!デビュー3年9カ月「感謝の気持ちでいっぱい」
2019年12月15日 12:56
競馬
前週の8日、中山のG3カペラSをコパノキッキング(セン4=村山)でJRA初重賞制覇を果たし、通算100勝にあと1としていた藤田はこの日、1Rで7着、2Rで11着だったが3レース目の騎乗で区切りの白星を挙げた。
同騎手は16年3月デビュー、翌月の初勝利から3年8カ月で大台に到達した。これまでJRA女性騎手最多勝利や1節最多騎乗、今年の新潟競馬リーディング獲得などさまざまな記録を打ち立てている。
▼菜七子の話 たくさんの方々の支えがあってここまで勝つことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。デビューした頃は100勝はすごく遠い話しだと思っていましたが、こうして100勝できてうれしいです。どんな馬でも藤田菜七子に乗せたいと依頼してもらえるジョッキーになりたいです。次の目標は、次の1勝です。
◆藤田 菜七子(ふじた・ななこ)1997年(平9)8月9日生まれ、茨城県守谷市出身の22歳。16年3月5日、根本康広厩舎(美浦)からJRAで16年ぶり、史上7人目の女性騎手としてデビュー。同年4月10日の福島9Rサニーデイズで初勝利。1メートル57、46キロ。血液型A。空手初段、剣道2段。趣味は読書と音楽鑑賞。18年に「第3回黒髪美人大賞」受賞。