【朝日杯FS馬券顛末記】オサム 本命馬ペールエールのまさかのシンガリ負けに絶句
2019年12月15日 17:38
競馬
単純だった。安易だった。先週は儲け損なったのに、こんな時に限って大敗したりする。
レースはスタートから暗雲が立ちこめた。ビアンフェがハナを奪う展開は予定通りだが、2番手を取りに行けない。動けない。ずるずるとポジションを下げ、最後は馬群に飲み込まれ、その姿すら見失うほどだった。
手綱を取ったO・マーフィーはレース後、ひたすら頭を下げた。
「ポジションは悪くなかったが2コーナーに入ることろで止まる感じに。こんな結果になって残念だ」
勝ったのは断然人気のサリオス。538キロの巨体は居並ぶ敵を容赦なく踏みつぶす重戦車のごとし。穴記者のプライドもぺしゃんこに潰された。
ああ、有馬記念での巻き返しはあるのだろうか。大波乱の予感だけは感じているのだが。まさかアーモンドアイにあっさり勝たれてしまうのだろうか? (12月15日、大阪本社・オサム@阪神競馬場)