【朝日杯FS】サリオス 規格外の強さでG1初制覇 吉田代表「クラシックに行くしかない」
2019年12月15日 17:43
競馬
五分のスタートから促して好位へ。ハイペースでも余裕たっぷりの追走。直線に向くと堂々と先頭に立つ。残り300メートル付近ではタイセイビジョンに1馬身近くまで詰め寄られたが、そこから再加速。終わってみれば2馬身半差の圧勝だった。堀師は「先頭に立つと後ろに馬を待つというか、ジョッキーの指示を待っているように見えたが、求めると伸びてくれた。もう少し自分から行ってくれれば…と思いました」と苦笑いだが、その分伸び代があると考えれば末恐ろしい。
気になる来年のローテについて、トレーナーは「状態を見極めてから、オーナーサイドと相談したい」と言葉を濁したが、ノーザンファームの吉田勝己代表は「クラシックに行くしかないでしょう」と明言。クラシックの主役の座は揺るぎそうにない。