【凱旋門賞】矢作師も絶賛の岡助手 戸惑いながらも本番へ準備着々

2022年09月29日 05:20

競馬

 矢作厩舎の岡勇策助手(37)はリスグラシューやラヴズオンリーユーなど、海外G1を制覇してきた名馬に寄り添って、調教をつけてきた。矢作師が執筆、3月に発売された「馬を語り、馬に学ぶ」の中でも<岡という男は跨(また)がった馬の状態や能力を判断することに長(た)けた存在>と記されている。
 それでも広大なシャンティイの調教コース、世界を知る岡助手でも戸惑いがあるという。「コースがたくさんありますし、ダートにオールウェザーにチップとそれぞれ違う。選択肢が多いんですよね。難しいところもあります」と話す。試行錯誤をしながら、ステイフーリッシュにとってベストな方法を選択、本番へ向けて順調に仕上げている。「僕自身、楽しみながら勉強させてもらっています。ヨーロッパでも勝ちたいですよね」と前を向いた。楽しく馬に乗れるのが一番、仕事の上で最も大切だと改めて感じた。(仏シャンティイ・小林 篤尚)

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