ミシェル「いい点がとれたと思う」突破に手応え、JRA通年騎手免許第1次試験

2022年09月29日 05:00

競馬

ミシェル「いい点がとれたと思う」突破に手応え、JRA通年騎手免許第1次試験
騎手試験を終えたミシェル Photo By スポニチ
 JRA通年騎手免許試験の第1次試験が28日、千葉県白井市の競馬学校で行われ、フランス人女性騎手のミカエル・ミシェル(27)が初受験を終えた。前日は根津神社を訪れて合格祈願をしたというミシェル。難関の筆記試験を終えた直後は少し疲れたような表情を見せたが、突破への手応えは得た様子だった。ミシェルは「よく勉強してきたのでいい答えをたくさんできました。いい点が取れたと思う。(同じフランス人騎手の)ルメールに“難しい試験だから、とにかくたくさん勉強するように”と言われていたので」と笑顔で振り返った。
 コロナで来日がかなわなかった期間もSNSなどで発信し続けたのは日本への愛。日本競馬の洗練されたシステム、そして何よりファンの熱量にほれ込んだ。調教、レースの合間に翻訳した膨大な過去問題を全てやり込んでの来日。「最初に日本に来た時に日本に恋をしました。私にはこの国で生きていきたいという思いがあります。もし落ちてしまったらたいへん悲しいけど、来年もチャレンジしたい。JRAのジョッキーとして活躍できる日まで全力を尽くすので応援してください」と力強く話した。

 ミシェルは29日に滞在中の米国に戻り、30日の現地のレースに騎乗予定。この日の試験が合格となれば、来年1月25日に行われる日本語での口述試験を含む2次試験(最終)に挑むことになる。

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