【船橋・日本テレビ盃】伏兵フィールドセンス重賞連覇!UAEダービー馬クラウンプライドを差し切った

2022年09月29日 05:00

競馬

【船橋・日本テレビ盃】伏兵フィールドセンス重賞連覇!UAEダービー馬クラウンプライドを差し切った
日本テレビ盃を制したフィールドセンス(左から2頭目) Photo By スポニチ
 中央交流重賞「第69回日本テレビ盃」が28日、船橋競馬場で行われた。7番人気の伏兵フィールドセンスが直線で差し切って優勝、重賞連覇を決めた。同馬には「第22回JBCクラシック」(Jpn1、11月3日、盛岡)への優先出走権が与えられた。
 馬を下りる直前、本橋は出迎えた関係者に左手を突き上げ、雄叫びを上げた。「届いてくれ、と思いながら追ったが凄い脚だった」。興奮が冷めやらぬ歓喜のアクションだった。

 サルサディオーネの逃げでレースがスタート。道中は中団の内で脚をため、流れに乗った。3コーナーでサルサを目がけ一気にレースが動く。ノットゥルノが外から並びかけると、すかさずクラウンプライドがその外に持ち出す。直線を向いて外にスペースができると本橋が一気に追い出した。先にクラウンが抜け出したが、右ステッキの連打で一完歩ごとに追い詰める。きっちり半馬身差し切ったところがゴールだった。

 「外を回ると分が悪いと思ったので内で我慢して追い出した。展開も向いてくれたところはあるが、この馬の勝負根性も凄かった」と本橋はレースを振り返った。次走は「高齢なので馬の状態を見てから決めたい」と山下師。地方移籍が大成功の8歳馬の活躍はまだ始まったばかりだ。

 ◆フィールドセンス 父ストリートセンス 母クロスザレイチェル(母の父スペシャルウィーク) 牡8歳 船橋・山下貴之厩舎 馬主・前原敏行氏 生産者・北海道新ひだか町の千代田牧場 戦績39戦7勝(南関東3戦2勝) 総獲得賞金1億6019万2000円。

 ▼2着クラウンプライド(福永)初の小回りでも上手に立ち回ってくれた。勝ったと思ったが…。

 ▼3着サルサディオーネ(矢野)終始マークされて、きつい流れだった。それでもよく粘れている。

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