【広島競輪開設70周年記念「ひろしまピースカップ(G3)最終日結果】松浦GPへ弾み地元周年連覇

2022年12月19日 04:50

競輪

【広島競輪開設70周年記念「ひろしまピースカップ(G3)最終日結果】松浦GPへ弾み地元周年連覇
松浦悠士 Photo By スポニチ
 広島競輪の開設70周年記念「ひろしまピースカップ(G3)」は12RでS級決勝が行われ、原田の捲りに乗った松浦悠士(32=広島・98期)が快勝。地元記念連覇を達成、9月岐阜記念以来となる通算18度目のG3優勝を決めた。
 レースは寺崎―石塚―松浦―山田―坂井―田中―原田―犬伏―久米で周回を重ねる。残り2周を前に犬伏―久米が上昇、これに単騎の原田も続く。俊敏に動いた松浦が4番手をキープする。そのまま打鐘で犬伏がペースアップして主導権。以下は久米―原田―松浦―山田―坂井―田中―寺崎―石塚の順。前と車間を空けた3番手原田がバックで捲るのを松浦はピタリと追走。ゴール前は鋭く詰め寄る坂井を外に振りながら、絶妙のハンドル投げ。1着でゴールを駆け抜けた。

 地元ファンの声援に笑顔で応えた松浦は「調子に不安がある中、ぎりぎり押し切れた。決勝は寒くてバンクが重い感じがしたので軽い車輪に替えて臨んだ。最後は坂井君に行かれたかと思ったけど何とか勝ててよかった」。この後はバンク改修があるため、次の記念を走る機会は3年後になる。「もっともっと強くなって次はチャンピオンジャージーを着て走れるようにしたい」。この後は大一番・グランプリが待つ。「今シリーズはグランプリを見据えいろいろ試したが、もう少し考えて調整と自転車を合わせていきたい」とした。

 ◆次回斡旋 優勝した松浦悠士は平塚グランプリ(30日)、2着の坂井洋は小松島F1(25~27日)、3着の原田研太朗は小倉F1(29~31日)へ。

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