【有馬記念】イクイノックス 王者の風格 天皇賞・秋制覇馬は“現状維持”でも十分?

2022年12月19日 05:28

競馬

【有馬記念】イクイノックス 王者の風格 天皇賞・秋制覇馬は“現状維持”でも十分?
坂路で調整するイクイノックス(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 今年のG1ベストバウトと言える天皇賞・秋を制したイクイノックス。この日は単走で坂路を1本こなした。スムーズな駆け出しからだんだんと加速し、まさに追えば一瞬ではじけそうな手応えのまま馬なりでフィニッシュ。800メートル53秒5~ラスト200メートル12秒1ときれいな加速ラップを刻んだ。木村師は「水曜に追った後、マイナスになるところもなかったので、日曜にしっかりやることができました。55秒を切ってもいいくらいのイメージだったので、予定通りですね」とうなずいた。
 秋2戦目はタイトルホルダー、エフフォーリア、ヴェラアズール、ジェラルディーナと初対戦馬の多い頂上決戦。「今思えば、天皇賞は現状の彼にとってなかなかここまでは…というくらい良かった。なので使ってさらに良くなるって感じはないですが、春に比べると毛ヅヤもいいし、順調に調整できている。天皇賞の状態に持っていければ」と師。頂上決戦でも、現状維持でいい。それぐらいの器だ。

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