SG優勝エンジンはやはりパワーが違う。オールスターVの14号機が準優11Rで吠えた。後藤美翼(33)が3コース捲りで圧勝。1Mを回って一気に突き放した足には、インの鎌倉涼もあ然としたことか。後藤自身もエンジンには言うことなしだ。
「最初はスタートが届かなかったけど、ちゃんと行けるようになっています。優勝のチャンスがあると思う」と笑顔を見せる。初Vを決めたのが15年7月の平和島ヴィーナス。それ以来優勝から遠ざかっている。優勝戦も節イチパワーを信じて、スタートに集中するのみ。約8年ぶりの美酒はすぐそこだ。