【川口オート】森且行 初日10Rで落車 腰を痛打 今節は欠場、次節も見送り

2023年10月10日 16:09

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【川口オート】森且行 初日10Rで落車 腰を痛打 今節は欠場、次節も見送り
初日10Rで落車した森且行 Photo By スポニチ
 10日の川口オート・予選10Rに出走した森且行(49=川口)がレース中に落車。今節はこれで欠場となり、次節に予定していた飯塚普通開催(20~22日)も見送ることとなった。
 6周戦の残り2周。先頭を走っていた小椋華恋(25=川口)に2番手追走の森が車の後部へと突っ込み、ともに落車した。なかなか起き上がれず、担架で医務室へと向かった小椋を森は気遣ったが、自身も同僚に肩をかつがれ、右足を痛がりながら顔をゆがめて医務室へと入った。

 小椋は医務室からロッカーへは自力で歩き、周囲には「大丈夫です」と語った。森も腰に手を当てつつ、自力で歩いてロッカーまで引き揚げた。

 森は「後半(残り)3周からエンジンがおかしくなっていた。余裕を持って走っていたんだけどなあ」と沈痛な表情。試走では他の選手を圧倒する「3・31」を出していたが「試走31の体感ではなかった」と首をひねった。

 激突した場面については「あれっと思って…。突っ込む気はなくて、インを締めていくつもりだったが(勢いがありすぎて)間に合ってしまった」と説明した。

 表情はいつも通りの森だったが、いざ、体を動かすと「おー、痛いなあ、ダメだな」と顔をゆがめた。今開催は4日間だったが、開催の目玉は初日で姿を消すこととなった。森、小椋とも人気を集めており、2人が消えた3連単は111万3080円となった。

 森は21年1月に飯塚オートレース場で開催された「G1開設64周年記念」のレース中にバランスを崩した他の選手と接触して落車。骨盤骨折、腰椎破裂骨折などの重傷で長期欠場し、今年4月6日にレースへの復帰を果たした。今節、20年11月3日のSG日本選手権(川口)以来の優勝を狙っていたが、11月6日初日の川口開催以降に持ち越しとなった。

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