【和歌山競輪 開設74周年記念G3和歌山グランプリ 初日】12R 古性主役譲らない

2024年01月11日 04:30

競輪

【和歌山競輪 開設74周年記念G3和歌山グランプリ 初日】12R 古性主役譲らない
古性優作(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 和歌山競輪の開設74周年記念「和歌山グランプリ(G3)」はきょう11日に開幕する。
 メイン12R特選は寺崎浩平―古性優作―東口善朋の近畿勢が強力。総合力No・1の古性が番手から踏み込み、続く東口善朋とで決着へ。坂井洋が佐藤慎太郎―守沢太志を連れ反撃。山田英明も自力で抗戦。白熱の攻防だ。

 予選10Rは町田太我が桑原大志のガードで爆走。11Rは石塚輪太郎―椎木尾拓哉の地元両者の一戦か。

 【12R】昨年の競輪界の主役を演じた古性がシリーズをリード。自力でも勝算はあるが、快速自慢の寺崎の先導を得て有利に戦える。思惑が外れても捲りを放ち中心へ。地元記念で燃える東口。威力のある決め脚で肉薄も。鉄人・佐藤は坂井を目標に指名。その坂井が鋭く発進なら浮上か。3番手でためて回る守沢の進出も注。山田が岩津の支援で機動力全開だが、この3番手から和田が差し生かすか。

 (1)和田健太郎 (伊東記念Vなど)前の頑張りのおかげで、展開に恵まれている。成績ほど感覚は良くないかな。山田―岩津君へ。
 (2)守沢太志 玉野の落車失格はファンに申し訳なかった。追加が入るとは思わなかったが、決まってからは普通に練習はした。(佐藤)慎太郎さんの後ろ。
 (3)古性優作 去年はラインのおかげで成績が残せた。(GPは)めちゃ悔しかった。1日からはトレーニングをしました。寺崎君。
 (4)東口善朋 いつも通りの練習です。脚力的にも体力的にも分からない部分があるが、少しでも頑張りたい。近畿の3番手です。
 (5)岩津裕介 肺挫傷と脳振とう。長引いたが、1カ月後から練習はやりました。山田君に任せます。
 (6)山田英明 上向いてはいるが、G1でしっかり戦えるようにならないと。収穫を得られるように。自力。
 (7)佐藤慎太郎 (GPは)思惑通りにいかなかったが、脚力不足かな。練習は普通に。和歌山はちょっと重いイメージ。坂井君へ。
 (8)坂井洋 感覚的にいいと思います。練習の成果を出せるように一戦一戦走りたいですね。自力です。
 (9)寺崎浩平 競輪祭の後、体調を崩しました。冬場は雪でバンクで乗れないので、室内でトレーニング。感覚的に悪くはなかった。今年は記念を獲りたい。自力。

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