【川口オート・普通開催】第37期の先頭を切って12日の川口で菅原すずの、山口航太がデビュー
2024年01月11日 14:40
オート
父がオートレースのファン。5歳くらいから父に連れられ、自宅のある川崎から川口まで通っていたという。
車名の「NO1・ケン」は、オートレーサーになるきっかけをつくってくれた父の名前から。「父は優しくて輝いていて、一番大好きです」と言う。車名にしたことを告げると、父は男泣きしたそうだ。
好きな選手は74歳の大ベテラン、篠崎実。「レジェンド感がたまりません」。すでに篠崎にもあいさつ済み。川口の御大は趣味の釣りに連れて行く約束をしたそうだ。
師匠の田辺誠からは「整備ひとつひとつを丁寧に。気を配ってやりなさい」と教えられているという。
山口は川口が地元。祖父、祖母、父母と家族全員がオートレースのファン。「生後2、3カ月で、もうオートレース場に来たそうです」というから筋金入り。「小さい頃から通い詰めて、自分はオートレーサーになるものだと思っていた」と話す。
好きな選手は小林瑞季。「遅い時間まで、ずっと練習していることをファンの頃から知っていた。ここ一番での強さも魅力」と語る。
「若干、緊張もしているが、デビューできるんだという楽しみの方が大きい。後ろを気にせず6周回、自分の走りをしたい」。車名の「スフィーダ」とはイタリア語で「挑戦」。山口の挑戦もここから始まる。